セミリタイアするなら国東半島が最適だ

ウマ娘
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セミリタイアにとって重要なことはいかに生活費を確保するのかということだ。そのためには最低限の収入を確保し、生活コストを最小限にするように努めなければならない。

家賃の低廉化を探る

特に生活費の中で比重が大きいのが家賃だ。家賃は毎月それも一日中家に居ようが、寝るためだけに使っていようが一定額が等しく発生する。

世間一般的には手取りの3分の1程度が収入に見合った家賃の相場だそうだ。例えば手取り18万円ならば家賃6万円が、手取り30万円ならば家賃10万円といった感じだ。

僕は月に大体5万円の収入は得ることができるだろうと見込んでいる。そうなると世間一般の基準でいうと家賃はおよそ1.6万円が適正となる。しかしこれでも高いと感じてしまう。限度というものはあるがやはり安ければ安い方がよい。

国東半島の格安アパート

そこでセミリタイア後の居住先を探していたところ見つけたのが国東半島だ。国東半島は大分県にあり、杵築市と国東市がそこに含まれる。この国東半島のすごいところは1万円台の賃貸がゴロゴロ存在することだ。1万円台のアパートだったら探してみれば全国でそこそこ存在するものだ。だが安いものにはそれなりの理由がある。築30年を越えていたり、自動車を保有していなければ生活自体が成り立たなかったりする。そもそも物件自体が存在しないおとり物件ということもありうる。このように物件の価格がその地域の相場よりも著しく安い時は注意しなければならない。

ところがだ、国東半島の格安アパートは1件や2件どころではない。数十件規模で存在する。これだけの規模の格安アパートなればおとり物件ということはないだろう。さらに築年数も10数年のものも存在し、徒歩圏内・自転車圏内で生活必需品を確保できる店舗が存在するのだ。もちろん電気水道ガスといったライフラインやインターネットも利用できる。

なぜ国東半島に格安アパートがこんなに集合しているのか?要因は国東半島に進出していた工場がリーマンショックによる業績悪化のために撤退してしまったからだ。職を失った労働者は退去する。そうすれば大家は空室で大きな損失を被ってしまう。入居者を確保するために泣く泣く家賃を格安にせざるを得ない・・・というわけだ。莫大な資金を投下したにも関わらず結果得るのは不労所得ではなく借金だった、なんとも切ない話ではないか。

国東半島で仕事は確保できるか?

問題は仕事だろう。僕は引きこもりフリーランサーとして収入を得ようと考えているが、もしうまくいかなかったときの予防線として別の働き方を確保しておけば安心できる。そこで求人を調べていたら案外仕事はあるようだ。パートやアルバイトはもちろん、派遣社員や正社員もある。パートやアルバイトの時給の相場は800円~1000円、派遣社員の時給の相場は1000円~1200円、正社員の月給の相場は約20万円といった感じだ。派遣社員や正社員は事務関係はあるが、工場や農業関係の比率が高いように感じる。個人的には農業関係の仕事はやってみてもいいかなと思っている。

国東半島では都会のように仕事の選択肢は少ないが、パートやアルバイトのような非正規労働であっても貧乏一人暮らしの生活費を十分賄えるだけの収入は確保できるだろう。例えば時給800円で週3日8時間労働なら手取りで7万円の収入は確保できる。

このように仕事に関しては心配する必要はないだろう。

セミリタイアの理想郷、それが国東半島

他にも国東半島にはスーパーマーケットやドラッグストアのような小売店、図書館や公園・銭湯といった文化施設がある。食料品や日用品を容易に調達できるし、無料または低価格で娯楽を楽しむことができる。これらは徒歩や自転車で行ける範囲にある。多少遠い場合もあるが、時間があるセミリタイア者にとっては大きなデメリットではない。

このように国東半島は日常生活を何ら不便なく暮らせながらも生活費のコストを格段に抑えることができるのである。国東半島はセミリタイア者にとっての理想郷だ。皆さんも国東半島への移住を考えてみてはいかがだろうか。

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