セミリタイア達成までの道のりとは?

ウマ娘
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セミリタイア目指して活動中のミツケンです。

今回はセミリタイアへの自分の考えについて話したいと思います。セミリタイアとは何か?セミリタイアを達成するまでにどのような道のりがあるのか?ということが分かります

単に頭の中でセミリタイアしたいと思っても曖昧なままなので、文章化することで明確にする狙いです。

ミツケン
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セミリタイアとは?

まずセミリタイアという言葉について整理しておきましょう。

似た言葉にFIREという言葉もあります。これはFinancial Independence, Retire Earlyの略で早期退職して経済的に自立という意味ですね。

セミリタイアやFIREという言葉は使われてそれほど時間が経っていませんから、人によってどのような意味で使っているか違うことが多々あります。

私はセミリタイアを次のように定義しています。

収入≧支出の状態であって、収入の半分以上を金融資産による運用収益で賄える経済状態にあること

セミリタイア達成までの道のり

セミリタイアするには

  • 収入≧支出であること
  • 収入の半分以上を金融資産による運用収益で賄うこと

この2つを満たす必要があるわけです。

私はセミリタイアを目指している方や既に達成している方のブログなどの発信をしばしば見ていますが、セミリタイア達成への道のりは次のようになることが多いようです。

セミリタイア達成となる資産額を決定する→節約をして支出を抑える→貯蓄を増やす→貯蓄の一部を資産運用に回す→計画した資産額に到達→退職→セミリタイア達成

セミリタイア達成後は節約生活を送りつつ、資産収入を得ながら負担にならない程度の短時間の労働で収入を確保する、というパターンになります。

これは再現性が高く、人生において大きな失敗がない限り多くの人が達成し得る方法でしょう。

大きな失敗とは、資産価値のないマイホームを買ってしまう、リボ払いなどで多額の利息を払うことになってしまう、詐欺に遭って多額の資産を失ってしまうといったことを指します。

王道セミリタイアのデメリット

ただしこの方法には弱点があります。それは退職までの時間が長くなってしまうことです。実際、セミリタイアを達成している方で退職時の年齢を見ると40代の方が多いように感じます。

では退職までどれくらい時間がかかってしまうのでしょうか?

どのような資産運用方法を採用するかにもよりますが、例えば米国株で資産運用をした場合、得られる年利は税引後で5%程度です。

総務省の調査によると単身勤労者世帯の消費支出は1カ月あたり17万円です。

セミリタイア者は節約スキルを身に付けているのでこれより低い支出を実現できるでしょうから15万円とします。よって年間の生活費は180万円となります。

90万円分は資産収入で、もう半分は労働収入で賄うわけです。

90万円分の資産収入を年利5%で賄おうと思えば資産は1800万円必要となります。さらにこれとは別にすぐに利用できるキャッシュも必要となります。

以上を勘案すれば資産は2000万円程度は必要となります。年間100万円貯蓄できるとしても退職まで20年もかかってしまうのです。

資産が貯まる前に退職する

では自分がセミリタイアするならどうやって達成するか?

セミリタイア達成となる資産額を決定する→節約をして支出を抑える→貯蓄を増やす→貯蓄の一部を資産運用に回す→計画した資産額に到達→退職→セミリタイア達成

これが一般的なセミリタイアへのルートでした。

しかしこれでは退職するまでの道のりが長すぎです。後20年も会社で働き続けなければいけないなんて絶望しかありません。そこで自分はこのように計画してみました。

セミリタイア達成となる資産額を決定する→節約をして支出を抑える→貯蓄を増やす→貯蓄の一部を資産運用に回す→退職→労働収入で貯蓄を増やす→計画した資産額に到達→セミリタイア達成

これであれば労働収入で生活費を賄うことができるので、最低限の貯蓄があればよいことになります。

思い切って退職をして自由な時間をたっぷり確保して、その時間を使って労働収入を得るスキルを身に付けるといった感じになりますね。

最低限の貯蓄はどれくらいあればよいかは人それぞれですが、私は3年分あればよいと思っています。3年分もあればそのうちに何らかの稼ぐスキルを身に付けることができると思いますし、3年間も全くの無収入というのは考えにくいからです。

ただし、この方法は資産が少ないうちに退職するわけですから、資産が充分に貯まってから退職することに比べてリスクは高いです。

したがって年齢が若い人、守るべき家族がいない人、失敗した時の次善策を用意できる人が実行するには最良のプランではないでしょうか。

以下から私の場合に当てはめてみたいと思います。

セミリタイア達成となる資産額

セミリタイア達成となる資産額を求めるためにまず1カ月の生活費がいくらかかるか試算します。

私の場合は、セミリタイア達成後の支出は10万円と試算しています。

生活費の根拠は後日記事で紹介したいと思います。

生活費は10万円ですから5万円を資産収入、つまり年間で60万円得ればよいわけです。

次に運用利率ですが、税引き後3%と設定します。上述した税引き後5%と比較すると低いですが、これくらい保守的な方が自分にとっては安心なので、この値に設定しました。

もし期待以上の利率であれば、その分労働を減らすこともできます。

ということで必要な運用資産は60万円÷0.03=2000万円となります

まとめ

以上、セミリタイアの方法を解説しました。

セミリタイアへの道のりは以下の2つに分けられます。

セミリタイア達成となる資産額を決定する→節約をして支出を抑える→貯蓄を増やす→貯蓄の一部を資産運用に回す→計画した資産額に到達→退職→セミリタイア達成

セミリタイア達成となる資産額を決定する→節約をして支出を抑える→貯蓄を増やす→貯蓄の一部を資産運用に回す→退職→労働収入で貯蓄を増やす→計画した資産額に到達→セミリタイア達成

上が時間がかかってもいいから確実にセミリタイア達成したい人向け、下がリスクが高くてもいいからとにかく早く自由が欲しい人向けですね。

セミリタイア達成のカギはどれだけ生活費を抑えられるか?ということですね。

収入が同じで支出が10万円の人と17万円の人では前者の人の方がセミリタイア達成が早くなります。

またセミリタイア達成後も少ない生活費で暮らせる人の方がより持続的なセミリタイア生活を送ることができることでしょう。

セミリタイアへの道のりは険しいですが、めげずに頑張っていきたいと思います。

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