実家暮らしは蓄財には最適だがセミリタイアには向かない

ウマ娘
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僕は現在実家で暮らしている。実家で暮らすことの最大のメリットは何といっても生活費を抑えられることだ。

実家暮らしは蓄財に最適

一人暮らしをする場合、住む地域にもよるだろうが家賃は安くとも月5万円ほどはかかる。これが実家暮らしならばもちろん家賃はかからない。他にも光熱水道費等の費用が発生するが、実家暮らしなら共有して利用するのでスケールメリットが働き、一人分当たりの料金は実家暮らしの方が安くつく。

実家暮らしは蓄財に最適だ。実際に僕は年収は150万円ほどしかないが、貯蓄は年間120万円はできている。世間的には収入の20%を貯蓄するのが平均だそうなのでそれと比較すれば驚異的だろう。一般的には実家暮らしをしている人は幾許かお金を出すようだが、自分はそのようにはしていないのでその部分の効果も貯蓄に反映されている。

実家暮らしはセミリタイアには向かない

蓄財をするということにおいては実家暮らしは最適だが、実家でセミリタイアするとなると状況は変わってくる。

まず第一に家族にとっても本人にとっても居心地が悪いということだ。自分の子供が働き盛りにもかかわらず、平日の日中も家にいるという状況を親が受け入れることができるかどうか。お互い同意のうえで実家暮らしをしたとしてもお互いに気を遣うようになっては、自由なセミリタイア生活という魅力が減退してしまう。

第二に行動の自由が制限されてしまうことだ。実家で暮らすのだから、家族との様々な調整が必要になってくる。例えば一人であれば好きな時間に入浴できるが、実家暮らしならそうはいかない。仕事から帰ってきた家族の一人が帰ってすぐに入浴したいと思っているなら、自分はその時間帯を避けて入浴しなければならなくなるだろう。四六時中自由な時間を有するのだから当然のことだ。他にも何日か家を空けるときやネット通販で自宅配送にしたときは家族に連絡しないといけない。

この好きな時に好きなことをできないということは結構ストレスがかかるものだ。自分も現在実家暮らしをしているが、このことを痛感している。朝の出勤前に顔を洗おうと思ったら家族が先に顔を洗っていて顔尾を洗うことができず、それ以降にやることのスケジュールが狂ってしまったりすることが多々ある。

第三に近所からの視線を気にしなければならないことだ。実家で昔から暮らし続けていれば地域との何らかのかかわりを持っているはずだ。大人になってからは交流は少なくなっても子供の頃の交流はあったはずだ。そういう子供時代のことを地域の人たちはよく覚えているものだ。

そうなればあの家の○○君は仕事もせずに家に一日中いていったい何しているのかしら・・・なんて地域の噂になること請負なしだ。いくら世間体を気にしない人だろうとこのような空気感を背中に感じながら毎日を過ごさなければならないなんて地獄そのものだ。

それに地域の中で暮らすとなれば地域の行事にも参加しなければならないだろう。そういうことが苦痛でなければよいが、僕のように苦痛と感じる人間は自分のことを誰も知らない、知ろうともしないような土地に移り住むのが賢明だろう。

セミリタイア後は一人暮らしをします

というわけで実家暮らしのメリットとデメリットをつらつらと書いてみた。

やはり実家暮らしでのセミリタイアはデメリットが多い。そもそも自分は自分以外の誰かと共同生活するということ自体が不向きなのかもしれない。こればかりは実際にやってみなければわからないことだが、もし一人暮らしよりも実家暮らしの方がいいとなったら戻れば済む話だからリスクの大きなことではない。

ということでセミリタイア後は一人暮らしをしてみたいと思う。

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