新型コロナウイルスの感染者の増加が止まらない状況になっている。東京では1日の感染者数が1000人を超えた日もあったようだ。
そんな状況に歯止めをかけるため東京を中心とした首都圏に緊急事態宣言が発令される見通しになった。個人の努力では感染を抑えることには限界があり、国や自治体が強力な手段をとることは生命を守るためにも致し方ないことではある。
僕が住んでいる地域は緊急事態宣言の対象地域には入らない。だからといって無関係なわけではない。東京が緊急事態宣言に入ることによって仕事に影響が出る可能性があるからだ。
昨年の緊急事態宣言中の状況
緊急事態宣言が初めて発令されたのは去年2020年4月のことだった。僕の仕事場は東京都からは離れているが、業務内容上東京都との関係が深いので東京が何らかの影響を受けると僕の仕事も影響を受けてしまう格好だ。
実際4月に発令された緊急事態宣言の期間中の仕事はやることがほとんどなく、暇だった。
普段の仕事であれば時間を気にしながら大量の業務を処理しなければならなかった。そのような業務がなくなったおかげで普段はやらないどうでもいいような業務を時間を気にすることなく、延々とやっていた。
緊急事態宣言の期間中は本来の業務はなくなったが、休業ということもなかった。今の仕事場は会社が下請けをしているので契約の関係上休業ができなかったのかもしれない。
休業することもなければ給料が減らされることもなく(とは言っても元々給料の額は低いが)、それでいて楽な仕事だったので緊急事態宣言の期間中はストレスを抱えることなく快適に過ごせていた。
自分は恵まれた立場
今回の場合は地域限定で去年のように全国一律で発令されるわけではないから、前回のように暇になるかは分からない。ただ今の忙しさは和らぐことになるだろう。
緊急事態宣言が発令されることによって仕事を休まなければいけなかったり、仕事そのものを失う人もいる。前回の時も生活に困窮した人が多く出た。そんな状況に比べれば自分は恵まれている。退職に向けての資金を少しでも貯めていきたいと思う。